マグネシウム合金取扱い上の注意大阪富士工業株式会社 PCS事業部では、御依頼によりマグネシウム合金の機械加工も承っておりますが、自社で機械加工をする場合、下記の点に十分注意して取扱って下さい。 マグネシウムの熱伝導率は高く、容積の大きいものを自由に燃焼させるには、融点以上に加熱しなければなりません。したがって、 ある程度容積を持った圧延材や押出材のようなものは、容易には燃焼することはありません。 当然のことですが、火元も無い状態で自然に発火するようなことはありません。 しかしながら、機械加工により細かくなった切粉や非常に薄いリボンなどは注意が必要です。 火災による災害は主として微細なマグネシウム片に起因し、部品の使用中より、むしろ機械加工あるいは研磨中に起こることがあります。購入したマグネシウム合金を加工する際は、下記の事項に十分注意して取り扱うようにお願いします。なお、ご購入頂いたマグネシウム合金が起因して生じました火災につきましては、弊社は責任を負いかねますのでご了承下さい。 ◆ 注意事項1.切削加工
2.研磨加工
3.保管及び廃棄
4.消火方法
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