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切断加工について

マルチワイヤーソーおよびハンドソー加工実績一覧

項 目 マルチワイヤーソースライス加工実績
被削物の例 石英、焼結品、セラミックス、ガラス、樹脂、
超硬合金及び超難加工性金属材料にも対応可能
被削材の
寸法形状
幅(最大200mm/400mm)×高さ(最大200mm/400mm)×
長さ(最大450mm/250mm)程度
※装置により異なりますので、別途ご相談下さい。
被削材の重量 最大35kg程度
製品形状 板状(一方向への直線的た切断加工)
製品精度 厚さ100μm以上、表面粗さRa=0.2μm程度
(ポリイミド実績より)
※詳細は別途打合せにて検討させていただきます。
切代(カーフロス) 0.10mm〜
項 目 バンドソー切断加工実績
被削物の例 チタン64合金、石英、焼結品、セラミックス、ガラス、樹脂、
超硬合金及び超難加工性金属材料にも対応可能
被削材の
寸法形状
幅(最大500mm)×高さ(最大500mm)×長さ(最大500mm)程度
※装置により異なりますので、別途ご相談下さい。
被削材の重量 最大300kg程度(別途ご相談下さい)
製品形状 板状(一方向への直線的た切断加工)
製品精度 厚さ2mm以上、表面粗さRa=1.2μm程度
(チタン64合金実績より)
※詳細は別途打合せにて検討させていただきます。
切代(カーフロス) 1.0mm〜2.0mm
  • ※被削物のサイズや重量によって、加工設備を選定しております。
  • ※樹脂素材などの場合、反り矯正まで承っております。

マルチワイヤーソーとは

被削物を治具にセットし、下降させながら切断する装置です。工具としてØ0.1〜0.2mmの極細鋼線を用い、溝を彫ったガイドローラーにワイヤーを数百周から千周以上巻きつけた構造です。ガイドローラーの溝ピッチで製品厚さを設定しワイヤーを高速で走らせ切削液をかけながら被削物をゆっくり押し付けて切断を実施します。これにより、ワイヤーが通る部分だけが削られてワイヤー巻付け回数に応じた枚数の製品を一度に切り出すことが可能となります。 模式図を示します。
※現在は固定砥粒方式と遊離砥粒方式と呼ばれるスライス方式があります。

スライス加工(固定砥粒方式と遊離砥粒方式)とは

固定砥粒方式(fixed abrasive grain)

ダイヤモンド砥粒などを化学的手法(ニッケルメッキやレジンボンド)で付着させたワイヤーを高速で走らせ、クーラント(切削液)をかけながら、被削物を押し当てて削っていく方法。

固定砥粒方式の「長所」
ダイヤモンド砥粒で切断するのでSiCなどの硬い材料も切断可能。またダイヤモンドがワイヤーに付着しているので、遊離砥粒方式に比べ短時間での切断が可能。(糸ノコで切断しているイメージ)
固定砥粒方式の「短所」
工具であるダイヤモンドワイヤー(主に電着ワイヤー)が高価である。ダイヤモンドを用いているため、鉄などの金属を切断するのは不向き。

遊離砥粒方式(loose abrasive)

スラリー(砥粒とクーラントを懸濁したもの)を高速で走るワイヤー上にかけながら被削物を押し当てて、それによりワイヤーと被削物の間で砥粒を転動させながら削っていく方法。

遊離砥粒方式の「長所」
固定砥粒方式に比べ工具(砥粒、ワイヤー)が安価。ダイヤモンドに不向きな鉄などの金属も切断可能。
遊離砥粒方式の「短所」
切断時間が長い。(シリコン □156mm材だと十数時間かかる)ワイヤーに砥粒が固定されていないため、砥粒によってワイヤーも削られてしまう。

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