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スライス加工とは

マルチワイヤーソーとは

被削物を治具にセットし、下降させながら切断する装置です。工具としてØ0.1〜0.2mmの極細鋼線を用い、溝を彫ったガイドローラーにワイヤーを数百周から千周以上巻きつけた構造です。ガイドローラーの溝ピッチで製品厚さを設定しワイヤーを高速で走らせ切削液をかけながら被削物をゆっくり押し付けて切断を実施します。これにより、ワイヤーが通る部分だけが削られてワイヤー巻付け回数に応じた枚数の製品を一度に切り出すことが可能となります。 模式図を示します。
※現在は固定砥粒方式と遊離砥粒方式と呼ばれるスライス方式があります。

スライス加工(固定砥粒方式と遊離砥粒方式)とは

固定砥粒方式(fixed abrasive grain)

ダイヤモンド砥粒などを化学的手法(ニッケルメッキやレジンボンド)で付着させたワイヤーを高速で走らせ、クーラント(切削液)をかけながら、被削物を押し当てて削っていく方法。

固定砥粒方式の「長所」
ダイヤモンド砥粒で切断するのでSiCなどの硬い材料も切断可能。またダイヤモンドがワイヤーに付着しているので、遊離砥粒方式に比べ短時間での切断が可能。(糸ノコで切断しているイメージ)
固定砥粒方式の「短所」
工具であるダイヤモンドワイヤー(主に電着ワイヤー)が高価である。ダイヤモンドを用いているため、鉄などの金属を切断するのは不向き。

遊離砥粒方式(loose abrasive)

スラリー(砥粒とクーラントを懸濁したもの)を高速で走るワイヤー上にかけながら被削物を押し当てて、それによりワイヤーと被削物の間で砥粒を転動させながら削っていく方法。

遊離砥粒方式の「長所」
固定砥粒方式に比べ工具(砥粒、ワイヤー)が安価。ダイヤモンドに不向きな鉄などの金属も切断可能。
遊離砥粒方式の「短所」
切断時間が長い。(シリコン □156mm材だと十数時間かかる)ワイヤーに砥粒が固定されていないため、砥粒によってワイヤーも削られてしまう。